色紙による「切り絵」を行いました。
手前、中間、奥といった空間作りに着目した作品ができあがりました。
火曜プライマリーキッズクラス
今回の切り絵では手前・中間・奥という絵に欠かせない空間作りを体験しました。
三枚の色の違う色紙を用意して、それぞれが手前・中間・奥の役割をします。
緑が一番手前で、黄色が中間の景色そして青が奥の背景という具合です。
この空間設定を利用すれは、切り絵の中に奥行きを持たせることができます。
中間の山に人などを描いて、物語性も持たせるのもいいですね。
上記は、教室の窓を参考にして切り絵を制作したサ作品になります。
目の前にある何気ない風景が作品になる良い例ですね。
子供の目に映る景色は、大人のそれとは違って見えるという良い例でもあるように思います。
こちらは、横顔をシルエットで切り抜いたものです。
これは前述の手前、中間、奥の空間とは異なるり、シルエットで作る切り絵ですね。
この作品では、作者が着ている服の柄や髪の毛などの動きに着目して、それらを切り絵の模様にしています。
切り抜く技術も然ることながら、模様を横顔のどの位置に持ってくるかを判断する構成力も高いですね。
ハサミを使うコツや空間構成の体験など、今日も集中して制作ができました。
子供たちのモノ作りへの真っ直ぐな姿勢、楽しむ姿勢、本当に素晴らしいですね。
次回も、小さな天才たちと一緒に美術を楽しんでいきます。