アキヒロ先生、新しい画材を入手。

新しいペン・タブレット(パソコンで絵を描いたりする道具)ゲットです!

ワコムさんのIntuosというペン・タブレット。

以前から、ペン・タブレットを仕事(主に写真編集加工と大学での遺跡調査など)で使っていたのですが、時代が進んだというか、安価で高性能なペン・タブレットが出てくるようになりましたね。

使ってみた感想は、紙と鉛筆で描いている感覚に良く似せてあるな〜です。

この感覚は、手に伝わってくる”描き味”ではなく、ペン・タブレットを使って描いた線がパソコン画面上で”鉛筆の表情”として良く再現されているという意味です。

まま、その辺は割愛させていただいて。

商品に付属の作画のアプリケーション(Clip Studio Paint)が優秀で、描いている途中でもある特定の部分を描き直すこと無く”拡大”や”縮小”ができて便利。

 

アプリケーションの見た目は、こんな感じ。

このアプリケーションは、フォトショップやイラストレーターといったアプリケーションの操作性に似ていて、僕は初めから違和感なく使えました。

自分の娘が成長したらって想定で描いたのですが、なんだか別人になってしまいました。。

 

手描きの感触には及ばないけど、便利さ(作画が瞬時に編集可能)は上かもですね。

本当にアナログ写真がデジタル写真になったみたいな感じの便利さがあります。

 

ただ、僕個人としては、これを最初から子供に与えるのは抵抗があります。

なぜなら、紙と鉛筆やペンの描き味や、良さや、不便さを実感してから、このデジタルに移行すれば、アナログ、デジタル両方の良さが使えて良いと思うからです。

今の世の中はスマートフォンをはじめ、様々な文明の利器が人間の生活をサポートしてくれています。

美術の領域でも技術革新は目覚ましく、新素材、新技術の導入で表現が多様化しています。

この進化自体は大いに歓迎されるものであり、表現者は積極的に新しい方法で表現を試みるべきだと思います。

しかし、人が関わって、作ってこそ表現は成立すると思うので、僕自身も考えて表現していかないといけませんね。

 

アキヒロラボの授業でもペン・タブレットを使ってみたいな〜なんて思いました。とそんなこんなの新しいおもちゃペン・タブレットを使ってみた感想でした。